ペー子・パー子の行方

ペー子パー子50歳

ペー子パー子の近況報告です。
ペパーミントのペー子パー子らが成長するにつれ、あの鉢では彼らの成長を妨げると考えたわたしは彼らをほかの鉢に植え替えることにしました。
めんどい私は、おばあちゃんに任せることにしました。
そして、おばあちゃんは鉢を植え替えて、外に置いてくれました。
それから・・・

わたしはすっかりやつらの存在を忘れていた。

ある日、ふと思い出しておばあちゃんに「ペパーミントどうなってる?」
って聞いてみた。
見に行ったら、もはやペーパー子の原型はなく、すくすくと育っていた。
よかったねえ、おっきな鉢に入れ替えて、よかったよかった
こんなかんじで、それ以降もまったく彼らに関与することはなかった。


6月になり、気温も暑くなりだしてきた頃、またふとペー子パー子のことを思い出した。

「ペパーミントどうなってる?」
「なんか枯れちゃってるのよねえ。」
「えっ。」
慌てて彼らのもとへ行ってみると


あああ・・・。





たくさんしおれちゃってた。






おばあちゃんが「何でしおれちゃったのかねえ。ちゃんと水はあげてるのに。」
あっ。
思い出した。
説明書に〔直射日光を避け、涼しい場所でしてください。〕
やっべえ。
がんがん直射日光してたわい。



ごめんよペー子パー子・・・。